古民家で響く影絵とガムラン—益田市「のっしのっしホーホー」公演

(1) 会場と準備の様子

島根県益田市の美濃地屋敷で影絵音楽団くぷくぷ『のっしのっしホーホー』を上演しました。
自然豊かで水のきれいな地域に建つ古民家の和室が会場です。設営準備中も見学者が絶えず、八畳三部屋の奥に仏間のように収まった影絵セットは、欄間や古風な座敷にぴったり。
地元「益田の歴史文化を活かした観光拠点づくり実行委員会」と益田おやこ劇場の共催で、高齢者の方々が石畳を手運びで搬入出を手伝ってくださいました。

(2) 公演と交流

狭い会場ながら畳の上で間近に舞台を楽しめ、観客は幼児から小2、大人まで約60名。終演後のふれあい交流もにぎやかでした。昼食には暖かい豚汁をいただき、地元のケーブルTVも取材に訪れるなど、地域と舞台が一体となった充実の一日となりました。